「中秋の名月」って?
そういえば「どうしてそう呼ぶの?」なんて質問を個人的に受けることもなくなりましたが、6世紀ごろに中国から伝わった太陰太陽暦(旧暦)の7~9月が「秋」で、その真ん中の8/15を中秋と呼んだからです。
ちょうど空気も澄んで涼しくて、月も見上げるのにちょうどいい高さの季節だったはずなのですが…
最近は涼しくなっていないかも…
子どもの頃には、お団子やお芋、くだもの、ススキ、キュウリやナスに爪楊枝をさして馬のようにしてお供えをしてお月見した記憶があります。
お供え物はもちろんお月見の後に(?)食べさせてもらえて、それなりに楽しかったような…
十五夜は満月の事ですが、中秋の名月は満月とは限らないようです。今年は満月だったようで、あと2年は満月が続くらしいです。
晴れた夜の満月はほんとに明るくて、じっと眺めていると心も澄んでいくような気になります。
仕事終わりに外に出ると、晴れていれば月が見えます。
どの季節でも、月の光は素敵で、帰りながら眺めるのは疲れた心を穏やかにしてくれて、ひそかな楽しみになっています。
ちなみに
旧暦9/13を十三夜と呼び、今年は10/18㈪
旧暦10/10を十日夜と呼び、今年は11/14㈰
この「三月見」が全部晴れると縁起がいいそうですよ。
人との接触を減らしながらの生活が長く続いています。
忙しい日中が過ぎた後に、窓から、庭から、ベランダからお月見もいいかもしれないですね。 by智子